前回の「マキアージュの瞳の色とアイシャドウ」の関連として、今日は「瞳の色とパーソナルカラーの関係」についてです。まずは「目の色」について。
小さな面積でも影響がある” 目 “
パーソナルカラー診断は、肌・目・髪の色との調和により分析されますが目（虹彩）は顔の中でも小さな面積。とは言えその影響は大きいです。カラーコンタクトをしている人は、1平方cmもない面積であっても、テレビ越しに見てもすぐにわかりますよね。
瞳（虹彩）の色
日本人も外国の方も、目のメラニンは同じ黒褐色。
ざっくりと言うと、私達日本人は目のメラニンの密度が高いため黒～茶系をしています。一方ヨーロッパの人等は青い目の人もいますよね。彼らはメラニンの密度が低いことにより、短波長の光（青紫～青の光）が散乱されているため、青い目に見えます。（空が青いのと同じ原理です。）
目の色でパーソナルカラー診断はできるのでしょうか？
私達パーソナルカラーアナリストはドレープを当てる前にお客様の目の色などチェックしますが、だからと言って、その時点でどのカラータイプかは決定しません。（それで決定させると誤診する可能性が非常に高くなります。）
私もドレープを当てる前にお客様の肌・目・髪の色をチェックします。それは、その方が持つ肌・目・髪の「本来の色や透明感、質感」をまず把握し、「そのうえで」、ドレープを当てた時に「その色がどう見える反応を示すのか」が大切だからです。それが正しい本来のパーソナルカラー診断です。
目が黒いなら冬タイプ？
具体例を一つ。雑誌の無料診断では「黒い瞳＝冬タイプ」と表記されている事が多いですが、そうとは限りません。現実には冬タイプの方にも、例えば（純日本人でも）まるでハーフの方のようなライト～ミディアムグレーの虹彩をし、その虹彩の淵にくっきりとしたリング（瞳の縁取り）がある方等もいらっしゃいますし、本当に様々です。ですので私は、肌や目の色を見ただけで何タイプと決めつける事はしません。
同じパーソナルカラー・タイプの方であっても、目の色も、肌の色も、異なります。もし同じカラータイプの方が近くにいらっしゃいましたら、お互いの身体色を見比べてみて下さいね！
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