パーソナルカラーとは
「パーソナルカラー」とはあなたに似合う色。そのパーソナルカラーがどんな色かを分析する方法を「パーソナルカラー診断」といい、正しく分析する技術を持った者を「パーソナルカラーアナリスト」と呼びます。
生まれ持った肌・目・髪など一人一人の外見的要素と調和の取れる色は、あなたの個性を引き立て、また、肌を美しく見せてくれる効果があります。パーソナルカラーは一生変わらないと言われています。この機会に「似合う色」を見つけてみませんか?
「いろ結い」の肌がキレイに見える理論
この3人の中で一番肌がキレイなのは誰?
左右の女性は肌がくすみ、火照ったように見えます。それに対し、中央の女性は健康的で透明感のある肌に見えます。しかし、実は3人とも肌の色は同じ色。髪や唇の色によって、印象が異なって見えているのです。
-同じ色なのに、周囲の色の影響を受けて、違う色に見える-
この現象を「錯視」「目の錯覚」と言います。錯視は私たちが生活している中で日常的に起こっている心理学・生理学に基づく科学的なものです。
例えば今身に着けているお洋服、口紅、カラーリングした髪。その色が作用して本当はキレイな肌がくすんで見えてしまっていたら、とても残念なこと。逆に言えば、身に着ける色でより透明感がある肌に見せたり、色素沈着など肌トラブルを目立たなく見せることも可能なのです。その効果はエステや美容液以上の即効性。すぐに活用することができます。
-錯視を利用して肌を美しく見せる-
いろ結いの「パーソナルカラー診断」の強みは、ここに重点をおいていることです。
パーソナルカラーで言う「似合う色」とは「赤が似合う」「青が似合わない」ではありません。赤は赤でも「どんな赤」が似合うのか、青は青でも「どんな青」なら似合うのか、というように色の特徴で判断するものです。
色は「色相(赤・青・黄・緑…)」「明度(明るい・暗い)」「彩度(鮮やか・濁り)」の3つの要素の組み合わせで成り立ちます。その組み合わせによって「朱肉のように鮮やかで暖かみのある赤」や「ワインのように深く濃い紫みの赤」といった色の調子が決まります。パーソナルカラーでは、このような色の特徴によってグループを分け、似合うタイプを見つけています。
パーソナルカラーではまず、色を2つに分類します。
1つめの色グループは、黄みをおびて暖かみが感じられる「イエローベース」(下図の左側)。もう1つの色グループは青みをおびて冷たさが感じられる「ブルーベース」(下図の右側)。
更に、明るさや鮮やかさなどを元に、色を4つのグループに分けたものがパーソナルカラーの基本となります。4つの色グループはそれぞれのイメージから連想される四季の色になぞらえ「春・夏・秋・冬」と名付けられています。また、流派によっていくつの色グループにわけるかが異なり、2ベースカラー・4シーズン・6分類・8分類・12分類・16分類…と、分け方は様々です。いろ結いでは16タイプパーソナルカラー診断®を取り入れております。
◆スプリング◆
黄みを含んだ暖かみを感じる「イエローベース」の色グループ。その中でも明るく鮮やかでポップな色が似合うのがスプリング。
似合う色の例:コーラルピンク、ビタミンオレンジ、ネープルスイエロー、若葉色、シャンパンゴールド等
◆サマー◆
青みを含んだ冷たさが感じられる「ブルーベース」の色グループ。その中でも淡く薄く柔らかなしっとりとした色が似合うのがサマー。
似合う色の例:ローズピンク、レモンイエロー、スカイブルー、ラベンダー、ソフトシルバー等
◆オータム◆
黄みを含んだ暖かみを感じる「イエローベース」の色グループ。その中でも穏やかなニュアンスや深みがある色が似合うのがオータム。
似合う色の例:アプリコット、マスタード、カーキ、ダークブラウン、ゴールド等
◆ウィンター◆
青みを含んだ冷たさが感じられる「ブルーベース」の色グループ。その中でも鮮やかな色や暗い色などくっきりとコントラストがある色が似合うのがウィンター。
似合う色の例:バーガンディ、フューシャピンク、ロイヤルブルー、ブラック、純白、シルバーなど
いろ結いでは春夏秋冬の4シーズンをより細かく細分化して診断しております。なぜ、パーソナルカラーの4分類(4シーズン)を更に細かく分ける必要があるのでしょうか。それは、同じ4シーズンのタイプと言えども、ひとりひとりの肌・目・髪の色や質感の違いにより、似合う色が大きく異なるからです。
色彩学上、そもそも色を4種類だけに分けること自体に無理があります。この分け方では必然的にいくつかの色グループが混ざってしまうため、それにより受診者の混乱や、カラーアナリストによる誤診を招くことも…。そのため、色彩学の色の三属性である「黄み・青み」「明るさ・暗さ」「鮮やかさ」といった色調・トーンの特徴を用いて正しいパーソナルカラー診断を行っております。従来の大雑把な4シーズンに比べてより誤診が起こらないよう、正しく似合う色が見つけられるようになるというメリットが考えられます。
16タイプパーソナルカラー診断®において、他店と異なる「いろ結い」の強みは、一級カラーコーディネーターであるアナリストが専門知識のもと、ファッション、メイク、デザインなど配色現場で使われているカラーシステム「日本色研配色体系・PCCSトーン」をベースに色をとらえ、各分析・考察を行っていることです。
そのため、どれくらいの明るさ、どれくらいの鮮やかさがご自身に似合うのかを、PCCSトーンマップやカラーチャートと比較しながら確認することができます。ご自身がどのカラータイプなのかがわかりやすいと大変好評です。いろ結いの行う16タイプパーソナルカラー診断®が「なんとなく似合う」ではなく「理論的に似合う」のは、カラーアナリストに色彩学の知識があるためです。
色の知識を持ったプロが「ドレープ」という専用の色布をお顔のそばに当てて診断致します。パーソナルカラーとは「元の肌・目・髪が何色か」で決めるものではなく、「元の肌・目・髪の色が(他の色の影響を受けて)どのように変化して見えるか」を診断するものです。
ドレープを当てることで「元の肌・目・髪の色」という単一の情報だけではわからない「顔色の変化」を確認することができます。そのため診断では直接お会いし、適切な光源の下でノーメイクで行います。
いろ結いではこのパーソナルカラー診断の醍醐味であるドレーピングの時間をとても大切にしております。ご自身のお顔のが色でドレープによって様々に変化する様子をぜひお楽しみください。
いろ結いではその人を好印象に見せてくれる色を「美肌カラー」、悪い印象に見せてしまう色を「トラブルカラー」として、16タイプの色のグループの中からあなたに似合う色グループをご提案しています。
美肌カラー | トラブルカラー | |
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肌の色 | 明るく健康的に見える | 黄ばむ・くすむ・青ざめる |
肌の質感 | つややか、なめらかに見える | ザラついて見える |
肌トラブル | にきび跡やシミが薄くなったように見える | にきび跡やシミがより濃く見える |
輪郭 | 引き締まる、リフトアップする | 輪郭がぼやけ膨張し、太って見える |
顔の影 | クマや法令線など窪みが目立たない | クマや法令線など窪みが目立つ |
普段のお洋服や靴、ウェディングレスやお着物などイベント用のファッション、眼鏡・腕時計・ネックレス・ピアス・指輪等のアクセサリーはもちろん、ヘアカラー、メイク、ネイル、インテリアetc…
結婚式、発表会、同窓会などのパーティーシーンから、通勤服、講演会などビジネスシーン、パートナーやご友人とのランチ会やお茶会、旅行、お買い物、毎日の普段着…活用シーンは尽きません。あなたの「美肌カラー」をオシャレに取り入れて、より人生を豊かにしてみませんか?