春ドラマに引き続き、この夏のドラマからも芸能人のパーソナルデザイン分析を取り上げる予定です。
中でも私が毎週楽しみにしているのが「黒革の手帖」と「セシルのもくろみ」。どちらも毎回ファッションが素敵です。ドラマの内容もさることながら、都度変わる女優さんの素敵な衣装に目を奪われます。「黒革の手帖」では綺麗なお着物やドレスが見られますし、「セシルのもくろみ」はファッション雑誌編集部が舞台ですので、まさにファッションが詰まった世界です!
さて、「黒革の手帖」といえば「登場人物全員が悪役」とも言われる大作。今作で5度目のドラマ化とのことで、前作主演を演じたパーソナルデザイン・ファッショナブル・タイプの米倉涼子さんは、度胸の据わったいかにもクラブのママっぽい貫禄と迫力で「悪役」を演じました。今回の主演は武井咲さん。米倉さんとは違う武井さんならではの味で「悪役」を演じていらっしゃいます。武井さんその他女優さんのパーソナルデザインをいずれ取り上げますので、ぜひ予想なさってお待ち下さいね。
予想にあたり、少しばかりのヒントになる小話です。「パーソナルデザイン」と「悪役」について。俳優や女優が演じる悪役…相手(視聴者)に、怖く見せなくてはなりません。迫力。冷徹さ。狂気。…と怖さの演技にも様々な種類がありますよね。そこで、各パーソナルデザインごとに「こんな悪役が似合う」「こんな悪役を演じたら怖そう」と言う例を書いてみました。
* 以下はあくまでも、こちらのパーソナルデザインの芸能人が、その外見から醸し出す印象に合わせて、こんな役をやったらハマり役になりそう!というお楽しみの小話・エンターテイメントです。また、パーソナルデザインと性格は関係ありません。
* また、「悪役」についてですのでやや悪いところ探しのような内容に傾きがちですが、ドラマにおいての演出、女優、俳優、演技、外見が持つ印象という視点で読み進めて頂ければと思います。
ファッショナブル・タイプ【見た目の貫禄と迫力で脅せる悪役】
ファッショナブル・タイプの芸能人…米倉涼子さん、反町隆史さん、松平健さん、渡辺謙さんなら…
椅子に座ったまま相手を鋭く睨みつけ、机を片足で一蹴りし、一喝する怖い役が似合いそう。ワーワー!キーキー!と騒ぎ立てるよりも、黙ってじっと睨みつけるだけ、もしくは、大きな怒鳴り声たった一声でその場を凍り付かせる悪役がはまるタイプです。親分、ボス、取締役と言った、最後の砦となる悪役が似合いそうですね。
ナチュラル・タイプ【思わず平手打ちしそう!…悪役っぽくないタイプ】
ナチュラル・タイプの芸能人…RIKAKOさん、天海祐希さん、寺脇康文さん、織田裕二さんなら…
バシっと平手打ちして「目を覚ましなさい!」と叱ってくれるようなイメージ。冷静淡々と理詰めで説得しそうというよりは、怒って「こら!」とはっきり言ってビンタする姿がさまになりそう。スポーティーでアクティブなタイプですので、口よりも手が先に動いてしまったというような。本来爽やかな外見的印象を持つタイプですので、根深く恨みを持たなさそうと思われやすいです。悪役というよりは、正義の味方というほうが似合うタイプ。
グレース・タイプ【冷静淡々と御託並べて相手にプレッシャーを与える悪役】
グレース・タイプの芸能人…松雪泰子さん、常盤貴子さん、中井貴一さん、なら…
冷静淡々と、理詰めで相手を説得する姿が似合いそう。弁が立ち、法律を盾に、静かに相手にプレッシャーを与えるような怖さを演出する悪役が似合いそう。血の通わない笑みで淡々と実行して相手を脅かす。または涼しい顔で一刀両断。そんな頭脳明晰な冷徹悪役はいかがでしょう。
フェミニン・タイプ【傷付いて自害し、相手に一生かけて後悔を負わせる悪役】
フェミニン・タイプの芸能人…佐々木希さん、高島礼子さん、鈴木京香さん。
そもそも、怒鳴って人を怖がらせるような外見的印象はないタイプ。どちらかというと怖いとは縁遠いイメージです。あえてあげるなら、例えばトラブルや揉め事があったあとに、傷ついたあまりそっと自害してしまいそうな、自分を犠牲にして相手に後悔させるそんな怖さを持つ役。悪役らしい悪役とは言えないかもしれませんね。
ロマンス・タイプ【エイッ!で本当にナイフ刺さっちゃった悪役】
ロマンス・タイプの芸能人…藤原紀香さん、深田恭子さん、堂本光一さん
甘さが似合うロマンス。こちらもフェミニン同様、怒鳴って脅して怖いイメージとは遠い位置にあるタイプ。こちらも強いて怖い悪役例をあげるなら…、刺す気はなかったのに、本当に刺しちゃった!というような怖さの役はいかがでしょう。グレースタイプの女優さんが演じると「本当は最初から刺す計算だったでしょう」と疑われてしまいそうですが、藤原紀香さんや深田恭子さんならそんなおちゃめな姿が浮かびますね。男性の堂本光一さんも、恨みに駆られて勇ましく相手を刺しに行くというよりは、「…!!…刺してしまった」のほうがイメージに近いのではないでしょうか。いずれも予想外の犯人役ですので王道の悪役とは少し異なりますよね。
キュート、ハイスタイル・タイプ【勢い付いた発狂型の悪役】
キュート、ハイスタイルタイプの芸能人…桃井かおりさん、小泉今日子さん、水谷豊さん、中居正広さん…
小柄でコンパクトな印象を与えるキュート、ハイスタイル・タイプでしたら、「キレ」てその場の勢いだけで発砲しそうな怖さ。または笑いながら火をつけたりしそうな狂気的な怖さ。そんな怖さが必要な悪役はいかがでしょう。また、悪役がいっぱい出てくる映画やヤクザ映画ならば、最後のドンというよりは、その手下のチンピラ役がはまりそうです。
上記はあくまでもエンターテイメントな悪役例ですが、もしあなたが女優、俳優なら、監督からどんな悪役に抜擢されそうですか?
パーソナルデザインのファッション以外の面白い側面として、「外見的印象とのマッチ・ミスマッチ」を今日はご紹介してみました。
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