一般に、パーソナルカラー夏タイプの方には、例えばローズピンクなど青みのピンク■■■の口紅を勧められると思います。
ただ、同じ「パーソナルカラー夏」の人であっても、もとの唇の色素は人それぞれです。
中には、唇の色素が薄くて口紅が発色しすぎてしまう方、逆になかなか発色しない方もいらっしゃいます。それに肌との対比もありますので、例えば地肌が黒めの方であれば、白っぽいものは白浮きしますよね。べったり色が乗る口紅、色付きリップクリームのように薄付きな口紅…質感や発色の相性もあります。
いろ結いでは、16タイプまで細かくパーソナルカラー・タイプを分類しておりますが、それでも「〇〇タイプの方全員に似合う口紅1本」というものは存在しないなと日々感じております。夏の方に限らず、パーソナルカラー春、秋、冬の方も。ただし、ある程度の「色の規則性」「色の目印」と言った「選び方の法則」はもちろんあります。
サマーさんは黄みピンクではなく、青みピンクが似合いますが、どの程度の青みなのか。この概念は12、16分類以上から。4分類、8分類での診断では区分がありません。
先日の「夏・ライト」のお客様。肌の色素は標準的な白さでいらっしゃいますが、アイシャドウ、チーク、リップ、どれも大変濃く、そして大変青く発色しやすいという特性をお持ちでした。これは衣服、ドレープ当てではわからないこと。
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目元にポイントを置くメイクが似合う方でいらっしゃいましたので、目元にしっかりとアイライナー■を引き、それに合わせた淡いラベンダーカラーのアイシャドウ■。
そこへ、青みのチーク■、青みのリップ■、と強く「青み」を合わせ過ぎてしまうと、こちらのお客様の場合は、結果的に、少し青みが強すぎてしまいます。セカンド・タイプが「春・ライト」でいらっしゃいますから、そこまでの「強い青み」ではなく、もっとブルーベース・イエローベースのニュートラルな青みに寄せてベストになるタイプ。(むしろ、春と夏の中間の色の口紅■を塗ってもブルーベースの青に発色する程、もとの色が「青転びしやすい」特性をお持ちです。少し珍しいでしょ?)
ここまでの判断は容易なことではなく、他店で診断時にメイクの細やかなサポートがなければ、お一人で探るしかないと思います。
さて、話を戻しますと、こちらのお客様へはメイクレッスン中、サロンにご用意した口紅にベストな1本がなく、2色混ぜて色を作って唇に乗せて状態をチェック致しました。その後ショッピング同行にてそのお客様にとってベストな1本をセレクト。1本ベストなものを見つけると、使い切っても次も似た口紅の色で探すと良いですので、今後もお買い物がスムーズになります。
肌を「覆う」布地・お洋服と違って、肌に「透けて」「のせる」コスメは、ひとりひとりの個性の差がますます出ると実感しております。
どのシーズンの方にも言えますが、雑誌やリーフレットの「パーソナルカラー・〇〇タイプにおすすめ」の紹介記事はほどほどにして、本当に自分に合っているかはご自分の唇の上に乗せてチェックしてみて下さいね!それがわからない方にはコンサルティングやショッピング同行にてお伝え致します。
受診者様の限定ページにて
・パーソナルカラー夏タイプの口紅2点、チーク1点、アイシャドウ1点
・パーソナルカラー冬タイプのチーク1点
追加致しました!今回も色の特徴を書き添えましたのでお楽しみに!
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